「スカッシュ」はサクラ詐欺アプリ

Androidの出会い系アプリ「スカッシュ」に登録してみました。

Google Playストアを見てみると、「新しい刺激を手に入れよう！」といったシンプルな謳い文句に、アプリの内容は一切触れられていない様子です（笑）

このアプリが本当に出会えるアプリなのか早速怪しさを感じてしまいますが、今回もサクラや誘導業者が存在しないか、徹底的に検証してみましょう。

写真検索してみると異常にユーザーが少ない

まずはいつも通りに、写真検索から検証をスタート。

すると、登録しているユーザーが男女共に異常に少ないことに気づきます。

出会い系アプリで登録しているユーザーが少ないというのは、ただそれだけでかなりのデメリット。

「スカッシュ」の検証作業は早くも不安が立ちこめます。

写真検索では異常なほどに登録人数が少なかったものの、登録後には“超”大量のメッセージが届きました。

そしてその“超”大量のメッセージは上の写真の通り、２台のスマホにまったく同じ女性、まったく同じタイミング、そしてまったく同じ文言です。

登録内容を変えた２台のスマホにまったく同じメッセージが届くという結果からは、「スカッシュ」がサクラアプリであるという動かぬ証拠となります。

ご覧の通り、２台のスマホにはまったく同じメッセージが届きます。

出会い系アプリでは珍しいかなりの長文ですが、サクラ女性であってはまったくメリットはありませんね。

こちらは先ほどの女性とは打って変わって、読みやすい短文のメッセージ。

しかしそのメッセージ内容も「ずっと気になってた」という、かなりの下手くそサクラアルバイトさんのようです。

これら以外にもサクラのオンパレードですので、「スカッシュ」のサクラ女性一覧も作成しておきましょう。

ご覧の通り、かなり胡散臭いニックネームばかりが並びます。

そして写真検索でかなり登録人数が少なかったにも関わらずこれだけのサクラメッセージが届くということは、「スカッシュ」にはまともに出会える女性は１人として存在しないことでしょう。

「スカッシュ」のメッセージ送信にかかる費用は、なんと「１通で」２６０円！

これは大手の優良出会える系アプリの５倍強という、かなり恐ろしい値段設定と言えるでしょう。

Google Playストアの提供元情報によると、提供元は「bigriver production」、開発元のメールアドレスは「[email protected]」、開発元の所在地は「埼玉県さいたま市中央区新都心11-1」とのこと。

提供元が“プロダクション”というのは初めてのパターンな気がしますが、メールアドレスがフリーアドレスともなれば信用度は“０”と言う他ありません。

なお、「bigriver production 出会い」、「bigriver production サクラ」、「bigriver production 詐欺」といったキーワードで検索すると、やはり悪評ばかりがヒットしました。

今度はアプリ内の特定商取引法についての記載を見てみましたが、そこには運営責任者として「大川正人」という人物の名前が。

しかし相変わらずのフリーアドレスがまったく出会える予感を感じさせませんね（笑）

そしてもちろん、「大川正人出会い」、「大川正人サクラ」、「大川正人詐欺」と検索をかけてみると、そこには悪い評判しかありませんでした。

Google Playストアに登録されていたwebサイトは、無料サイトな上に１ページしかページがないという、まさにゴミみたいなサイトです。

こんなゴミペラサイトなど、素人でも１日もかからずに作ることが可能でしょう。

無論、このようなサイトを平気で登録しているような出会い系アプリが、出会えるアプリであることなど１ミリたりともあり得ません。

写真検索の時点で登録ユーザーが異常に少なく、かなり不安を感じた「スカッシュ」。

検証を終えた今、ろくでもない出会えない系サクラ詐欺アプリと断言できます。

このようなゴミアプリに時間とお金を費やすことなく、大手の優良出会える系アプリを利用することを強くお勧めしたいです。