「カレカノ」はサクラ詐欺アプリ

Androidの出会い系アプリ「カレカノ（出会いアプリのカレカノ）」に登録してみました。

Google Playストアによるとかなり簡単に登録ができ、出会いも簡単にできそうな印象を受けます。

これがもし本当なら素晴らしいことですが、サクラや誘導業者が存在していないのか、検証を徹底的に行いたいと思います。

写真検索すると美人がかなり多め

まずはいつものように、写真検索から検証をスタート。

すると美人がかなりの確率で登録しているようで、割合で言えば９割以上が美人といったところでしょうか。

過去の検証結果からも美人が多い出会い系アプリは出会えない系のアプリである可能性がかなり高いので、今回も「カレカノ」も慎重に検証を進める必要がありそうです。

登録してすぐ、たくさんのサクラメッセージが届きました。

上の写真は２台のスマホにまったく同じ女性からまったく同じメッセージが届いている様子です。

２台のスマホにまったく同じ女性からまったく同じメッセージが届いた以上、「カレカノ」がサクラアプリ以外の何者でも無いという動かぬ証拠です。

こちらは登録後真っ先にメッセージを送ってきてくれた女性です。

突然「貴方が気になりました」と言っていますが、いくら頭の悪いサクラアルバイトと言えど、もう少しまともに親近感を感じられるメッセージが送れないものでしょうか？

こちらの女性は出会えない系サクラ詐欺アプリに定番の、“美人なのに処女”のパターン。

処女というからにはかなりウブな女性が多いはずですが、かなり年上の僕にタメ語で話しかけてくるなど、完全に世間一般のイメージとずれていますね。

そのほかにもかなり下手クソ極まりないサクラばかりですので、「カレカノ」のサクラ女性一覧表を作成しておきます。

登録して１日も経過していないにも関わらず、これだけの美人サクラ女性からメッセージが届きました。

ちなみにどの女性も何通もメッセージを送ってきてくれますが、しつこいだけで内容はまったく素人感を感じられません。

メッセージ送信にかかる費用は、１通で２００円という、超法外な値段設定でした。

これは大手の優良出会える系アプリの４倍というあり得ない水準で、いかに「カレカノ」が悪質極まりない詐欺アプリかという事実を物語っています。

一般相場の４倍の値段水準から考えると、このアプリはサクラ詐欺を行うためだけに作られたと思うほかありません。

Google Playストアの提供元情報によると、提供元は「株式会社ロマリア」、開発元のメールアドレスは「info@lomalia」、開発元の所在地は「〒162-0056　東京都新宿区若松町9−9」とのこと。

この提供元に企業名が入るということは、「カレカノ」がサクラアルバイトを雇い、組織的でかなり莫大な収益を上げている詐欺アプリと考えられます。

その証拠として「株式会社ロマリア出会い」、「株式会社ロマリアサクラ」、「株式会社ロマリア詐欺」といった検索キーワードでチェックしてみると、やはり悪い評判しか見当たりませんでした。

アプリ内の特定商取引法についての記載を見てみると、運営責任者として「木村裕一郎」という人物の名前が。

住所も運営会社も開示しているので一見して信頼できるアプリに見えがちですが、こういった運営情報だけを見て出会い系アプリを利用するのは非常に危険だと思えておきましょう。

この運営責任者も「木村裕一郎出会い」、「木村裕一郎サクラ」、「木村裕一郎詐欺」と検索をかけてみれば、やはりそこには悪い評判しかありません。

しかし、リリースされて間も無いアプリでこれだけ悪評ばかりというのは、この「カレカノ」というアプリで既にたくさんのサクラ被害者が発生しているということでしょうか…。

Google Playストアに登録されていたデベロッパのwebサイトは、利用規約をただ羅列しただけのゴミのようなサイトでした。

出会えない系サクラ詐欺アプリではこういったしょうもないサイトを平気でGoogle Playストアに登録していますから、ここも必ずチェックしてほしい項目の１つです。

検証初期の写真検索の時点でかなり怪しい印象を受けた「カレカノ」。

検証の結果は、企業ぐるみでサクラ詐欺行為を行う、かなり悪質なゴミアプリと断定です。

もちろんこのアプリで出会いなど絶対に望めませんし、安心安全を第一に考えるならば、大手の優良出会える系アプリを利用するようにしてほしいです。